2005年08月09日

つち、ツチ、槌! 手工具その4

槌

家具づくりの道具。

今日は、ものをたたく道具「つち」。

私は写真の4種類を使いわけてます。

左から金づち玄翁(げんのう)、ショックレスハンマー木づち の4種類です。

釘を打つことはあまりないのですが、打つ時は金づちを使ってます。

玄翁でも釘を打つことはできますが、実は数回にわけて打ち込んだ方が釘はよく効くんです。

そのためには細くて軽い金づちの方が向いてるってわけです。

玄翁(げんのう)は、両端ともが平らになっているものと、片面が少し膨らんだ球状になっているものがあるんですが、私は後者を使ってます。

平らな面はノミの柄頭を打つ時に使い、球状面は木殺し(きごろし)に使います。

木殺しというのは、材を組む時のホゾ(凸部)をたたいて少し細くし、ホゾ穴(凹部)に入りやすくする作業のことです。

ショックレスハンマーは、家具を組み立てる時に使います。

表面がゴムで覆われているため、傷つけることなく組み立てることができます。

最後の木づちは、かんなの刃の出し入れに使います。

刃を傷つけないためでもありますが、金づちや玄翁でカンナの台をたたくと、台が割れてしまうことがあるからなんです。

ものをたたくという動作ひとつでも、いろいろ用途に応じて道具は考えられています。

考えた人々に感謝です。

 

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Posted by tezukurikagu at 22:36 │Comment(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
おっと〜、またまたこれは保存版です〜!

じいちゃんの所にあった「玄翁」、「なんだか叩きにくそー」と思ってたんですが、そういう用途のものだったんですね(^^ゞ

ところでその玄翁で「ほぞ」を叩くとありますが、直接その出っ張りを玄翁で叩く・・・という事でしょうか?
パキッといっちゃわないように 軽く・・・なんでしょうか?

あはは、いつも子供みたいな質問で面目な〜い (>_<)
Posted by musucari at 2005年08月10日 00:15
すいません。うちは玄翁オンリーで、使う用途によって重さだけたまに変えます。
後は大型機械の刃物交換にゴムハンマー程度。
鉋刃の出し入れも本当は木槌でって思ってるんですが、ついつい玄翁で叩いてしまいます。
くせを付けてしまえばいいんですよね。ショックハンマーいいですね。
私は当て木と玄翁ですが、未だにたまに当て木と本体の間に指の肉を挟み、でかい血豆を作ってます。情けない。。。先生が泣いてらっしゃる。
Posted by squickworks at 2005年08月10日 01:36
musucariさん、いつもありがとうございます。
質問にお答えしますね。
ホゾとホゾ穴の関係って緩いと効かないし、固すぎると入りません。
で、玄翁でたたいていくと入るような固さにするわけですが、入れやすくするために、ホゾを直接玄翁でたたいて少し細くします。
この作業を木殺し(きごろし)と言います。
「それだと緩くなっちゃうんじゃないの?」と思われますが、接着剤を併用するため、木殺ししたホゾは接着剤の水分を吸ってふくらみ、ホゾ穴と密着するという仕組みです。
おわかりいただけましたか?

sqickworksさんもいつもありがとうございます。
いくつかの玄翁を使い分けているのですね。
それもありだと思いますよ。
ショックハンマーはやっぱり楽ちんです。オススメします。
Posted by GAKU at 2005年08月10日 21:19