2007年11月04日

金物まつり

金物まつり1金物まつり2







数年ぶりに三木の金物まつりに行ってきました。
兵庫県三木市は、日用品の包丁や植木ばさみから、大工や家具屋の使うカンナやノミまで、様々な金物を作る業者の集まる金物の町なんです。
金物まつにりは、一般の方はもちろん、数多くの大工や木工に携わる者が集まります。
私も会場内で、2人の同業者に会いました。

まずは、愛用のカンナ鍛冶・ノミ鍛冶さんにご挨拶。

  『久しぶりやなぁ〜』

みなさんの反応は予想通り、かなりご無沙汰していましたからね。

その後は会場内を物色・・・
結局、掘り出し物は見つからず、ノコギリの替刃と、田舎暮らしには必須の草刈機の替刃を購入して終了。
ちょっと残念な結果でした。
  
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2006年08月01日

静粛性のはなし

最近、我が家の洗濯機を買い替えました。
パソコンのプリンターを買い替えた時にも感じたんですが、最近の家電は静かですねぇ〜。
それに比べて、作業場にある機械はどれもこれもやかましい。
中古で買った古い機械はもちろん、最近買ったものもやかましい。

そのせいで数年前には耳鳴りするようになり、高音が聞こえづらくなったこともあります。
それ以来、特に音の大きな機械を使う作業では、耳栓を使うようになりました。
しかし、削り具合、機械の不調など、音から得られる情報も多いため、いつも耳栓をするわけにもいきません。

  静粛性を求めているけど、音から情報も得たい。

なんだか矛盾してますね。
でも、新しい製品を開発する時、少しは静粛性も考えてほしいものです。


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2005年09月20日

木工用ではありません!!

切り出しblogネタに困った時は・・・「道具のはなし」。

切り出し、それは鉛筆を削るような感じで木を削る時に活躍する刃物です。
写真のものは私が使っている切り出しで、兵庫県三木市で毎年11月の第一土日に開催される「金物祭り」で購入したものです。
木工をされる方は「それにしても、ずいぶん太い切り出しだなぁ〜。」と思われるかもしれません。
確かに普通、木工用として作られる切り出しは、もう少し細身。
それもそのはず・・・

  実はこれ、ウナギさばき用なんです。

「えーっ、そんなの使いづらいんじゃないの??」と思われるかもしれません。
私も以前は、木工用の細身のものを使っていましたが、どうもしっくり来なくて。
このウナギさばき用は、手に持った時のずっしり感と握りやすさが気に入ってます。
木工用を作っている鍛冶屋さんが作っているものなので、切れ味ももちろんバッチリ。
木工用という既成概念にとらわれず、使いやすい道具を選びましょう。


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2005年08月14日

ルータ 便利な電動工具 その1

ルータ

これまで、手工具を何回か紹介してきたが、初の電動工具。

     その名は・・・・・ ”ルータ”

私の工房でも、写真手前にあるいろんな形のビットを付け替えることで、溝を掘ったり、面を取ったりと、広範囲に活躍してます!

このルータはアメリカのDeWALT(デウォルト)製で、ネットで個人輸入したものなんです。

先日の洋書紹介でも書いたが、アメリカはDIYがとても盛ん。

中でもルータを使った加工は、日本よりかなり進んでいると思います。

いろんな加工に対応するビットが、日本とは比べものにならない種類売られていて、加工に関する本もかなりの数が出版されているんです。

  だからアメリカ製のルータを買った・・・というわけではありません。

ビットの軸径が日本は6mmや12mm、アメリカは1/4インチ(6.35mm)や1/2インチ(12.7mm)と違いますが、パーツを交換すれば日本製のルータでもインチ径のビットが使えます。

実際、パーツを交換して日本製のルータも使っていますし。

では、なせアメリカ製を買ったのか??

  それは 明るいイエロー だから。

そんな理由で決めるなー! って思われますか?

もちろん、性能も一応は気にしてますよ。

でもね、毎日のように仕事で使うなら、楽しい方がいいと思うんです。

日本製の電動工具、最近でこそカラフルになってきたけど、全体的に暗い色づかいだと思いませんか?

このDeWALTというメーカーの工具はみんなイエローなんです。

このイエローが結構気に入ってます。

ルータ以外にもいくつか持ってますが、それはまた今度紹介しますね。

 

アメリカの工具については、芝地さんというアマチュア木工家のTAMA CRAFTのページで紹介されているので、そちらも覗いてみて下さい。

 

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2005年08月09日

つち、ツチ、槌! 手工具その4

槌

家具づくりの道具。

今日は、ものをたたく道具「つち」。

私は写真の4種類を使いわけてます。

左から金づち玄翁(げんのう)、ショックレスハンマー木づち の4種類です。

釘を打つことはあまりないのですが、打つ時は金づちを使ってます。

玄翁でも釘を打つことはできますが、実は数回にわけて打ち込んだ方が釘はよく効くんです。

そのためには細くて軽い金づちの方が向いてるってわけです。

玄翁(げんのう)は、両端ともが平らになっているものと、片面が少し膨らんだ球状になっているものがあるんですが、私は後者を使ってます。

平らな面はノミの柄頭を打つ時に使い、球状面は木殺し(きごろし)に使います。

木殺しというのは、材を組む時のホゾ(凸部)をたたいて少し細くし、ホゾ穴(凹部)に入りやすくする作業のことです。

ショックレスハンマーは、家具を組み立てる時に使います。

表面がゴムで覆われているため、傷つけることなく組み立てることができます。

最後の木づちは、かんなの刃の出し入れに使います。

刃を傷つけないためでもありますが、金づちや玄翁でカンナの台をたたくと、台が割れてしまうことがあるからなんです。

ものをたたくという動作ひとつでも、いろいろ用途に応じて道具は考えられています。

考えた人々に感謝です。

 

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2005年07月29日

のこぎり! 手工具の代表その3

愛用ののこぎり

 

 

 

手工具のはなし 第3弾! 今日は、のこぎり。

のみ、カンナのはなしを以前書きました。

その2つに比べるとのこぎりは、一番ポピュラーな道具じゃないでしょうか?

日曜大工や庭木の剪定など、誰もが一度は手にしたことありますよね。

でも、ホームセンターなどで売っているのこぎりと、鋸鍛冶が作ったプロ用では、やはり切れ味が違います。めちゃめちゃ良く切れます。

ただ、プロ用は使う人も選ぶんです。

写真ののこぎりを見て下さい。先が欠けてますよね。

うまくのこぎりがひけなかった時、一般ののこぎりは「ぐにゃっ」と曲がるだけで、欠けたりしませんが、プロ用は曲がることなく欠けてしまうのです。

つまり、私はこののこぎりをうまく使うこなせてないということです。

鋸鍛冶さんに聞いたところ、「ぐにゃっ」と曲がるようなのこぎりは「なまくら」と呼んで、あまりいい鋸じゃないという評価をするとのこと。

   なるほど。 使いこなせるよう、日々精進します。

私の使ってるのこぎりは、義若という鋸鍛冶の会社が作っているのものです。

気になる方は、義若のホームページへ。

 

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2005年07月14日

ノミ! 手工具の代表その2

ノミさまざま

手工具の代表その2 今日の話題はノミ、のみ、鑿。

ノミは穴を掘る道具。

これは正解でもあり、不正解でもあります。

写真の左3本のノミは一般的な『追入ノミ』。穴を掘る道具です。

では、右端のノミはどうでしょう??

どう見ても穴を掘るように見えませんね。これは『かき出しノミ』と言って、

掘った穴にたまった木くずをかき出すのに使います。

他にも彫刻刀のように使うノミもあります。

昔の人はよく考えたものです。必要は発明の母と言うか、「こんなことやりたいな」と思ったら、それに合わせて道具を作ったんですね。

 

そうそう、ノミもカンナと同じく、買ったそのままじゃ使えないんです。

とがないと使えないのはもちろんですが、金槌でたたく柄の部分にはまってる輪っか(かつら)をきちんとはめ直す必要があるんです。

金槌では、木の柄をたたくんですが、輪っかをはめ直す作業をしないと、輪っかをたたいてしまいます。

これも訓練校で初めて知ったことのひとつです。

 

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2005年07月09日

カンナ! 手工具の代表その1

家具を作るためには、道具が必要です。工房には大きな機械もありますが、今回は手工具のはなし。

ホームセンターに行くと、それはそれはいろんな道具を売ってますね。家具づくりに使う道具も基本的には同じ。ただ、プロ用となれば、見た目は似ていても素材の質が異なり、切れ味も違えば、値段も違う。(^_^;)  値段ホントに違います、いいものは高い!

手工具の代表と言えば、カンナ、ノミ、ノコの3つ。これさえあれば、ほぼ何でも作ることができる。素人だった私が、これらの道具について訓練校で学んだことはかなり多い。それをここで紹介していきましょう。

今日の本題はカンナ。

刃を研がなきゃならないことくらいはわかっていたけど、台を直さないといけないとは思ってなかった。考えてみると、木でできてるわけだから反ることもあるし、使っていくうちにすり減っていくこともある。そりゃ直す必要も出てくる。当たり前のことだった。しかも、買ったばかりでも台は狂っている可能性があるから、刃を研いで台を直してからでないと使えないんです。

どうやって台を直すのか? 実は台を直す専用の”台直しカンナ”というカンナを使います。じゃあ、台直しカンナの台はどうやって直すのか・・・。

台直しカンナの台を直すための台直しカンナ、その台を直す台直しカンナ・・・・・というわけじゃありません。台直しカンナの台はノミで直します。

ここまでは”平台カンナ”と言われる平たい板に刃が仕込まれた形のカンナのはなし。

でもカンナってそれだけじゃないんです。様々な形があるんです。台が凸状になっていて、くぼみを削ることができるもの、板や角材の角を丸や45°に面取りできるものなど、用途の数だけカンナがあります。中には自分のやりたいことに合わせて自作しちゃう木工家までいます。すると、どんどんカンナの数が増えていっちゃうんです。雑誌なんかに木工家の工房が掲載された写真を見ると、壁面にずらーっとカンナが並んでいるのはそのためです。

どうですか? ちょっとはカンナに興味を持ってもらえたでしょうか?

今度ホームセンターに行った時は、工具売り場で探してみて下さい。いろんなカンナを売っていると思います。

より本格的なカンナがほしいという方には、私の使っているカンナ鍛冶屋さんのホームページを紹介しておきましょう。同じ兵庫県の三木市が金物の町なので、そこのカンナを使ってます。

  山口鉋製作所

  (株)常三郎

 

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